センバツ高校野球 泥臭く日本一目指す 健大高崎に「選抜旗」 /群馬
3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する健大高崎(高崎市)に20日、選抜旗が授与された。同校アスリートコースの1、2年生約270人が見守る中、ナインは健闘を誓った。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 授与式では、県高校野球連盟の森英也会長は「準備してきたことが発揮できるよう、最後まで練習を重ねて本番を迎えてほしい」と激励。武藤佳正・毎日新聞前橋支局長が甲子園の入場行進で掲げる選抜旗を加藤陽彦校長へ授与し、加藤校長が箱山遥人主将へ手渡した。加藤校長は野球部の生徒へ「グラウンドと一体になってアルプス席から応援する。優勝目指して頑張ってほしい」と呼びかけた。 青柳博文監督は「昨年は初戦敗退という悔しい結果だった。今年は必ず甲子園で校歌を歌えるよう準備したい」と意気込んだ。箱山主将は1月1日に発生した能登半島地震に触れ「今も苦しい思いをしている方々に、泥臭くはつらつとしたプレーで勇気や感動を届けたい。日本一へ強いこだわりを持って戦うので、応援よろしくお願いします」と決意表明した。 毎日新聞販売店でつくる「県毎日会」(大西大介会長)から、必勝祈願のだるまも贈呈された。【日向梓】