ゆうこす 起こすぽっちゃりブーム!30歳節目に初写真集「今の体を撮影してもらいたかった」
年商20億円を超えるタレント経営者として活躍する“ゆうこす”こと菅本裕子が、初写真集「チャーミング」(講談社)をリリースした。 【写真】もうありのままで! 30歳節目に初写真集 「今の体を撮影してもらいたかった」 5月に30歳の節目を迎え、10年来の親交がある編集者を焼き鳥屋に呼び出して出版を直談判。熱意で実現させ、筋トレや有酸素運動、食事制限に着手したが「美味しいものを食べたい欲が勝ってしまい、撮影の前日にはみんなに『痩せんかった。逆にちょっと太りました。ぽっちゃりブームを起こしたいと思います!』とLINEを送りました」と苦笑いする。 沖縄での撮影では、水着や下着カットにセミヌードまで、やりたいことを詰め込んだ。グラビアはHKT48時代以来、10数年ぶり。大人セクシーなカットにも挑戦し「消費的に『見せなきゃダメ』とかじゃなくて、今の体を撮影してもらいたかった。老いる前に!」と屈託なく笑う。磯山さやかのグラビアを参考にしたという。 2012年にHKTを脱退後、炎上を経て、引きこもりのニート生活に突入。復活のきっかけとなったのが講談社主催の発信型オーディション「ミスiD」だった。「モテクリエイター」の肩書で参加し、黎明(れいめい)期だったSNSを駆使して2015年に準グランプリを獲得。当時の担当者が今回の編集者でもある。 のちにつながるプロデュース力の端緒となったオーディション当時について「肌感でマーケティングの勉強をしていたんだと思います」と回想。経営するライバー事務所には現在、8500人が所属し、業界最大手にまで成長した。 経営者として過ごす時間は年々増えているが「タレント経営者って言葉は揶揄的に使われると思うんですけど、胸を張ってタレント経営者だと言いたいので、この本を出すことで『ゆうこす、ちゃんとタレントもやっているんだな』って思ってもらえたら嬉しいです」と、二刀流を矜持としていく。 ◇菅本裕子(すがもと・ゆうこ)1994年5月20日生まれ。福岡県出身。2011年、HKT48第一期生オーディションに合格し、デビュー。12年に脱退。ニート生活を経て、15年に「ミスiD」準グランプリ受賞。「モテクリエイター」を名乗り、SNSやYouTubeなどで活躍。株式会社KOSを起業し、コスメなどをプロデュース。ライバーマネジメント事務所も経営する。22年12月に元「ぼくのりりっくのぼうよみ」こと「たなか」と結婚している。