ドラム式洗濯機を使っているのに「節約のため」といって室内干しをしている妻。サーキュレーターを使っているので電気代はあまり変わらないのでは?
効率的な室内干しのためのポイント
室内干しを行う場合、いくつかのポイントを意識するだけで効率的に洗濯物を乾かすことができます。室内干しで洗濯物がなかなか乾かない、生乾きのにおいが気になるという方は次のような工夫を行ってみましょう。 【風の通り道を確保する】 洗濯物の下の方に水分がたまりやすいため、サーキュレーターは下部から風を当てると効果的です。洗濯物の間隔をあけ、風が全体に行き渡るように配置しましょう。 【湿気対策をする】 室内の湿度が高いと乾きにくいため、除湿機の併用を検討するのもおすすめです。特に雨の日や湿気が多い季節には、湿度をおさえることで乾燥が早くなり、嫌なにおいも軽減されます。 【洗濯物の裏返しやアーチ型干し】 乾きにくい厚手の衣類は裏返すことで乾燥が早くなる場合があります。また、タオルなど長くて乾きにくいものは外側に、靴下など短い小物類は内側に干すことで洗濯物がアーチ型になり、乾きやすくなります。
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能よりも室内干しでサーキュレーターを使用した方が1ヶ月の電気代は200円ほど安くなる可能性がある
ドラム式洗濯乾燥機で乾燥機能を使った場合と室内干しでサーキュレーターを使用した場合の電気代は、サーキュレーターを使用した方が安くなる傾向にあります。どの程度安くなるかは乾燥機能の方式によっても異なりますが、今回の結果からは、月に219円ほどの節約につながることが分かりました。 しかし、ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能は時間短縮や部屋干し臭の発生をおさえるなどのメリットがあります。 洗濯物の乾燥にかかる電気代は、ドラム式洗濯乾燥機やサーキュレーターの使用状況のほかに電力会社の契約内容によっても異なります。月々の電気代を把握しながら、どちらが自身の生活スタイルに合うか判断することが大切です。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部