【専門家・体験談】ADHD(注意欠如・多動症)とは? 保護者はどうサポートする?
【体験談】みんなはどうしている? ADHDの子どものサポート
ここでは、ADHDのお子さまを持つ保護者のかたから寄せられた、お子さまの様子やご家庭でのサポート方法をご紹介します。 ぜひ、参考にされてみてくださいね。 京都府 小2保護者 じゃむころ うちの子は、集中できる時間が短め。やる事は短い時間で区切っています。 できたらついつい「もう1問やろうか?」と言いたくなりますが、時間を守るようにしています。 広島県 小5保護者 まま 家族全員の予定が書けるカレンダーを動線のど真ん中、子どもの目線の高さで設置しています。 「今日何があるの?」と、聞かれるたびに「カレンダーを見て」と言い続けると、自分で確認してくれるようになりました。 静岡県 小4保護者 ポコ 興味のある分野の集中力は凄まじいので、今はプログラミング教室に通わせています。 家でもパソコンを触り、プログラミングでゲームを作成するなどして、パソコンの知識は増えているようです。 広島県 小3保護者 ハム太郎 習い事について、やっておくと良い対策は、先生方にきちんと子どもの特性を伝えておくこと。 伝える前は怒られることが多くて、本人も辛い思いをしていましたが、私と先生が対応の仕方について話しておけば、うまくいくようになりました。 小1保護者 カタツムリ 遠足などで初めて見るものがあると、道路に飛び出すことがあるので、幼稚園の頃から保育所等訪問支援のサポートを受けています。 付き添いのスタッフが遠足についてきてくれるので、遠足に行けるようになり、本当に利用してよかったです。
まとめ & 実践 TIPS
ADHDは生まれつき脳の働きに特徴があることが原因であり、保護者のかたの育て方に問題があるわけではありません。 しかし、お子さまの忘れ物が多かったり、落ち着いて人の話を聞けなかったりする様子が見られると、「このままで大丈夫?」と、不安に感じることもあるでしょう。 また、お子さま自身も不安を感じています。「なぜやるべきことができないのだろう」と、自己肯定感が下がってしまうことも。 その一方で、ADHDのお子さまは、好奇心が旺盛などの特徴もあります。 ADHDの特性について理解し、できることを見つけて、一つひとつお子さまの自信につなげていくことが大事です。 特性を持ったお子さまが、自分らしい人生を生きるヒントになりましたら幸いです。