【ヤクルト】今季7度目の完封勝利で3連勝 4位・巨人に1.5差!村上が気迫の適時打で先制 サンタナ追撃2ラン 投手陣4人で無失点
■プロ野球 巨人0ー3ヤクルト (22日 東京ドーム) ヤクルトは巨人に今季7度目の完封勝利で今季3度目の3連勝。2カード連続勝ち越しを決め29勝33敗4分の借金4とし4位・巨人と1.5ゲーム差とした。0ー0で迎えた8回2死無走者から長岡のスリーベース、村上がタイムリー内安打で先制、続くサンタナが11号2ランを放った。先発・サイスニードが6回を5安打無失点、大西・木澤とつなぎ9回は田口が締めて6セーブ目を挙げた。大西が4勝目(1敗)。 巨人の先発・グリフィンに1回、西川が初球を三塁前にセーフティ内安打を決める。丸山和は二飛、長岡の四球で1死一・二塁とするも村上、サンタナが連続空振り三振で先制できず。 先発・サイスニードは今季12度目の登板、試合前まで1勝3敗、防御率4.15。前回の6月15日・オリックス戦は4回を9安打5失点で負け投手。今季の巨人戦は2度目、前回の5月12日(神宮)は6回を4安打1失点で勝ち負けつかなかった。 サイスニードは1回、丸に安打、門脇に犠打、ヘルナンデスに四球で1死一・二塁に。岡本和を中飛、岸田を空振り三振で無失点に抑える。 3回の攻撃で2死から長岡が四球、村上が右安打で一・三塁とするがサンタナは見逃し三振に倒れた。 サイスニードは3回、丸とヘルナンデスにヒットを許し2死一・二塁とするが岡本和を右飛に打ち取る。 打線は4、5回と1人の走者も出せない。サイスニードは5回2死から丸に中安打を打たれるも門脇を浅い左飛に抑えた。 6回の攻撃は長岡、村上、サンタナのクリーナップも三者凡退に終わる。サイスニードは6回1死から岡本和に中安打も岸田、吉川を打ち取り得点を与えない。 サイスニードは6回を85球、5安打1四球8奪三振の無失点で降板。 打線は7回1死からオスナが左安打、松本直は犠決め2死二塁でサイスニードの代打・青木は中飛に凡退し代打策は実らず。 7回は2番手・大西が坂本を見逃し三振、代打・立岡に中安打、代打・秋広を空振り三振に取り、スタートを切っていた立岡を松本直が二塁で封殺し併殺で3人で攻撃を阻止した。 8回の攻撃は巨人の2番手・高梨に西川は遊飛、丸山和は見逃し三振で2死無走者から長岡がライトフェンス直撃のスリーベース、村上が遊内安打を転がし一塁にヘッドスライディングのタイムリーで1点を先制する。 さらに2死一塁から代わった3番手・ケラーからサンタナがセンターバックスクリーン左に11号2ランを叩き込み、3ー0とする。 8回は3番手・木澤が丸、門脇、ヘルナンデスと三者凡退に抑えた。9回は4番手・田口が岡本和、岸田、吉川と三者凡退に抑え6セーブ目(1勝0敗)をマークした。