【漫画】黒幕はあの人では…?仲間探しに苦戦する勇者の行く手を阻む意外な人物に「続きが読みたくなる」「王女様、私のって言っちゃってる」と反響続々
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、なかなか冒険に旅立てない勇者による仲間探しの物語『呪われ勇者さんは冒険に出たい』をピックアップ。 【漫画】「仲間を作れ」の命に勇者が選んだ相手は、まさかのマッサージ師?異質なコンビに「めちゃくちゃ可愛い」「呪ってるの王女では?」の声 作者のだんなさんが8月21日にXで同作を投稿。そのツイートには6400以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事では、だんなさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。 ■勇者に仲間ができない本当のワケとは… 魔王の脅威に対し、国の王女は一人の勇者を選別した。 王女からの最初の命「仲間を作ること」を果たそうと、一人旅立った勇者だったが、それこそが勇者にとっては最大級の難関となった。 とある酒場で勇者の仲間を募集していると聞いた主人公が、おそるおそる仲間になりたいことを伝えると、勇者は 「私の仲間…お友達に…?いいい…いらっしゃいませ喜んでぇええー!逃げたら呪いますから!?」 と興奮気味である。こうして勇者に初めての仲間ができた。 さらに「ところで貴方の職業は?…これからの作戦に必要な事なので…」と聞かれたので「俺は…アレだ。マッサージ師」と答える。 「珍しいですね…すると戦闘は…」疲れを癒すのは得意だが、戦闘は苦手である。勇者の反応から脱退も覚悟したが、 「安心してください!私が守ってあげます…勇者なので!」 勇者はなぜか喜んでいるようだった。 実は、勇者になかなか仲間ができないのには理由があった。勇者曰く、自分には呪いがかかっているせいで誰も仲間になってくれず、肩凝りも治らないというものだった。 マッサージ師である主人公は、呪いによる肩凝りに興味がわき、マッサージを買って出た。 (コレは呪いのせいか…必要以上の反発が…でも、ほぐれようとする勇者様の上質な肉体が指に吸い付いてくるような感覚も…!正直、楽しい。ずっと揉んでいたい!) すっかり虜になってしまった主人公は、勇者に連れられて王女のもとへ報告に向かった。 しかし王女は、勇者の報告を聞くなり「却下です!マッサージ師とか…そんな者に私の可愛い勇者は任せられません」と一喝。勇者が旅立つ日は、まだ先になってしまった。 作品を読んだ読者からは、「めちゃくちゃ可愛い…続きが読みたくなる」「王女様、私のって言っちゃってる」「呪ってるの王女では?」といった声が上がっていた。 ■日々の辛い事や大変な事を僅かでも忘れてくれる作品を…作者が語る創作の背景 ――『呪われ勇者さんは冒険に出たい。』を創作したきっかけや理由があればお教えください。 元々ゲームの『ドラゴンクエスト』が大好きなのですが、こんな勇者も存在していて旅立とうといていたら面白そう…と思ったのがきっかけです。 あと日頃ファンタジーな物は描かないので、初挑戦してみたくなったのも理由となります。 ――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。 終始、変わり者に描いた勇者ちゃんがこだわりで見て頂きたい部分です。 どこか変なのですが根の部分は純粋な子にしたので、そこが伝わっていたら嬉しいです。 ――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。 気に入っているシーンは「やくそう」は実は「厄草」だった所です。 身体に良さそうな響きをしているのに結局、身体に悪そうな物にしてみました。 気に入っているセリフは物語ラストの王女様の、「私の可愛い勇者は任せられません。」と、つい本音をポロリとしてしまう所です。 実はお前が黒幕なのでは…と勘繰られてしまうような愛を薄っすらと見せています。 ――普段、作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか。 漫画に限らず小説や映画、アニメ、ゲームなど好きな物をとことん読んだり見たりして、もし自分が作るのなら「此処でこういう展開にして」、「こういうキャラを出して」「こういう終わり方にしたい」などと、こねくり回してから、それをきっかけに0から制作していく感じです。 ですので、自分の好きな物を増やせるように日々アンテナを張っております。 ――今後の展望や目標をお教えください。 X(旧Twitter)をメインに活動しているのですが、日々起こる仕様の変化で読者様に作品が届き辛い事が増えているので、より多くの皆様に自分の作品が届くように方法などを試行錯誤し、また作品の質も上がるように日々精進、努力していきたいと思っております。 ――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。 自分の創作の原点は、「作品を読んでくれた人が、日々の辛い事や大変な事を僅かでも忘れてくれる物を作る」事なので、それを常に出来る作品作りを日々研究し追い続けたいと思っております。 もし宜しければ、これからも応援して頂けましたら幸いです。