「検尿と同じ感覚」おばたのお兄さん「不妊治療は恥ずかしさゼロ」予定日10日遅れの出産はまさかのタイミング
2023年は、第一子の誕生や写真集発売、整形手術をしたことを公表するなど、話題になることの多かったおばたのお兄さん。不妊治療や出産時のことを伺いました。 【画像】98万円の整形手術が話題になったおばたのお兄さんのBEFOER→AFTER「クマがスッキリ!」など(全15枚)
■「検査結果どうだった?」は言わない ── 2023年8月にお子さんが誕生されました。不妊治療を経ての出産でしたが、治療を始めたきっかけを教えてください。 おばたのお兄さん:以前から子どもが欲しいとは話していたのですが、なかなか自然には恵まれずにいました。その頃は30代前半でしたが、夫婦で話し合いをして、治療をするなら早いほうがいいのでは、ということになって。病院選びに関しては、周りの先輩たちのなかにも不妊治療をしていた人がいたので、病院などを教えてもらって決めました。医療は進歩しているので、治療を始めることについて、あまり不安はなかったです。
── 病院にはおばたさんも行かれたのでしょうか? おばたのお兄さん:夫婦ふたりのことなので、もちろんです。とはいえ、仕事も忙しかったので、病院にはひとりでは行かず、家で精子採取をして提出する方法でした。一緒に行けないことで妻は不安に思うこともあったかもしれませんが、なるべく会話をして向き合うように心がけていました。男性側が無関心になったら治療はうまくいかないし、関係性もよくなくなってしまうなと。
たとえば妻が病院に行った日は、妻が話す前に「今日は大丈夫だった?」と聞くようにしていました。「検査結果どうだった?妊娠していた?」って聞かれるのは、プレッシャーじゃないですか。なので、妻のことを気にかけるような言葉を、必ず先に言うようにしていましたね。 ── 男性のなかには不妊治療に積極的でない方もまだまだいると思います。おばたさんは抵抗感などなかったですか? おばたのお兄さん:それが全然なかったんです。男性のなかには、検査結果で精子が少なかったと言われたら嫌だし恥ずかしいと思う人もいるかもしれません。でも僕にとって精子の数を調べる検査って、検尿とか検便と同じような感覚で。恥ずかしさはゼロでした。それよりも妻ががんばっているのに、男のプライドが傷つくからやりたくない!なんて選択肢はなかったですね。だから「治療をもうやめたい」と感じたこともなかったです。