姫路城の3Dマッピング連日人気 映し出される花火や白鷺
姫路城で3Dマッピング人気5日まで THE PAGE大阪
兵庫県姫路市の世界文化遺産・姫路城で「3Dプロジェクションマッピング」が無料公開されており、連日多くの観光客や地元住民らが訪れ、城で輝く白鷺や花火に歓声をあげている。期間は5日まで。
姫路光絵巻『HAKUA』-新たなる羽ばたき
このイベントは、姫路城の「平成の大修理」が完了したことを祝い、2日から開催されている「姫路お城まつり」で企画されたもの。この3Dマッピングのタイトルは「姫路光絵巻『HAKUA』-新たなる羽ばたき」と題され、約10分間にわたって色鮮やかな映像を楽しめる。 3Dは大天守と西側にある小天守、そして石垣までの「スクリーン」に投影。その大きさは高さ約50メートル、幅約90メートルにわたるという。あの「白すぎる」とまで言われた壁面が、迫力のある大音量とともに様々な色をあびて変化をみせ、変わるたびに見物人の歓声があがる。 時にはその形状がゆがんでみえたり、武将が戦ったり、鳥の白鷺が大きく羽ばたく様子などもみえ、いつもとは違った世界文化遺産の形に、見物人らは翻弄されている様子だった。
地元にこういう世界文化遺産あるの誇り
姫路市内に住む男性(43)は妻と子ども2人を連れて、始まるのを今かいまかと待つ。「ずっと隠れていた大天守が姿を現して以来、ここのところブルーインパルスとかパトレイバーとかおもしろいのが続いてるんで、ちょっとうれしいですね。こういう世界文化遺産が地元にあるのは誇りですね」などと放していた。 期間は5日までで上映時間は午後7時半から9時半となっている。