岡山の企業自慢のモノづくりが一堂に…おかやまテクノロジー展始まる 人材確保へ高校生も招待【岡山】
岡山放送
最新技術が一堂に集まりました。岡山県内の企業の優れた技術や新製品を集めた展示商談会がきょうから岡山市で始まりました。 岡山市のコンベックス岡山で開かれているのは県内の企業の優れた技術や製品を一堂に集めた「おかやまテクノロジー展」です。岡山県などが10年前から開いているもので、ものづくりの新技術や開発力をアピールしようと217の企業や団体が出展しました。 岡山市東区にある農業機械の製造・販売を行う企業が開発した最新の草刈り機は、設定された区間を自律走行しながらAI付きのカメラで障害物や人を感知し自動で回避できるもので、深刻化する農業の人手不足解消に期待がかかります。 (報告 武島萌乃) 「最新のMR技術の製品だそうで早速体験してみます。すごい。まだ未完成の製品をリアルに確認することができます。」 岡山市中区の総合配電盤メーカが開発を進めるMR、複合現実とVR、仮想現実を組み合わせた最新技術は、完成前の製品を仮想空間の中に作り出すことで原寸大で細部まで製品検証を行うことができます。 また、この展示商談会は次世代の製造業を担う人材確保にも力を入れていて県内の工業高校などから約2100人が招待されました。 (参加した高校生) 「難しかったが、教え方がうまくて、自分でもできると感じた。いろんなことを学んで、就職を幅広く考えていきたい」 (岡山県経営支援課 松井泰和課長) 「岡山県は他県に比べても、製造業に強みがある。その強みを伸ばしていくために展示会を企画した。見て、体験してもらって県内産業を全国に発信できれば。」 おかやまテクノロジー展は14日まで、岡山市北区のコンベックス岡山で開かれています。
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