JRの駅舎が地元自治体に無償で譲渡され、地域の活性化に役立てられます。 　千葉県東庄町とJR東日本千葉支社が成田線笹川駅の駅舎活用に伴う協定を締結しました。 　東庄町の岩田利雄町長とJR東日本千葉支社の土沢壇支社長が10月2日、協定を取り交わしました。 　協定では、町の玄関口である笹川駅を中心とした地域の活性化のため、町とJRが協力して笹川駅の駅舎を活用した事業に取り組むこととしています。 　協定により、JRがこれまで通り鉄道の運行を担いますが、2021年から無人駅となっている笹川駅の駅舎と敷地を町に無償で譲渡し、町が、駅舎を地域交流や魅力発信の拠点として整備していくことになります。 　駅舎は鉄道の運行設備を駅舎外に移設したうえで譲渡され、町では、2026年ごろから町民が利用できるコミュニティスペースや、観光情報の発信場所として活用していくということです。