あなたも「選挙疲れ」?米大統領選前に成人の半数以上がストレスや怒り、解消方法は
選挙を控え、ストレスを感じている──? そんなあなたは、一人じゃない。 米大統領選挙が11月5日に迫り、各地の選挙戦が佳境を迎える中、多くの米国人がストレスや不安を抱えているという。 米国心理学会が今年初めに行った調査によると、米国の成人の65%が「政治疲れ」を、55%が「政治に対する怒り」を感じていることがわかった。 「両陣営がひっきりなしに発言を続けている。まるで民主主義の終わりだ」 「候補者の2人は、人生観も何もかもが全く異なる。まさに狂った世界だ」 セラピストのローラ・ゴールドスタイン氏はこう話す。 「ストレスで不安で、恐怖だ。時には、怒りや憤りの感情になることも」 相談者との面談中、選挙の話題になることが増えているという。 「他人とのつながりを築くことに苦労する人も多い。政治について話すことが、必ずしも安全だと感じられないためだ。政治について語り、ストレスを解消するのにどこが安全な環境かわからない」 メンタルヘルス・カウンセラーのケリー・ジャーヴィ氏は、こう分析する。 「あなたがもし、一連の選挙でストレスを感じているのなら、自分自身のメディア消費量を見直すタイミングだ。もはや役に立たないほど見ていないだろうか」 ジャーヴィさんはこうした不安に悩んでいる場合、メディアを見るのに使う時間をほかの活動に充てていくべきだと指摘する。 「あなたが、自分らしく感じられることは何でしょうか」 例えばサーフィンや、ハイキングもいいかもしれない。 「誰も選挙の話はしない」 「自然の中で過ごすのは、良い気分転換だ」