「対向車も中学生もいたが強引に」逆走で渋滞追い抜き正面衝突寸前 朝の通勤通学の時間帯に悪質ドライバー
6月5日の朝の通勤通学の時間帯に熊本・菊陽町で車が逆走し、先の交差点を強引に右折する様子をドライブレコーダーが捉えていた。逆走した車は対向車と正面衝突寸前で、警察は「大変危険な行為で状況を確認し、適正に対処する」としている。 【画像】逆走し強引に右折する悪質ドライバー
逆走で渋滞追い抜き交差点を強引に右折
6月5日午前7時45分ごろ、熊本・菊陽町光の森で撮影されたドライブレコーダーの映像には、片側1車線の道路で突然、対向車線に出てきた1台の車が映っていた。車はそのまま直進し、歩道寄りを走行すると、約50メートル先の交差点を右折した。前からは対向車が来ていて、正面衝突寸前といえる状況だ。 逆走する車を目撃した運転手は、当時の状況について「私の2、3台後ろにいたので、7、8台の車を一気に追い抜いて右折した」と話す。 また、「対向車も来ていて、中学生が自転車で通学していたが、それも無視して強引に右折していった。対向車の人はびっくりしたような表情で、車がぶつかってくると思ったのか、かわすような感じで膨らんで走っていった」と事故寸前の様子について話し、「非常に危ないなと思った。事故にならなかったからよかった。時間に余裕を持ち、思いやりを持った運転をしてほしい」と悪質ドライバーにあきれた様子だった。 警察は「逆走は事故につながる恐れのある大変危険な行為。状況を確認し、適正に対処する」としている。 (テレビ熊本)
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