レンドーンが間もなく復帰も…「これはいいニュースなのか?」とエ軍メデイア疑問「レンヒーフォやサノーをどうするのか。それに加えて…」
現地4月20日の試合で左ハムストリングを負傷し、リハビリを続けているロサンゼルス・エンジェルスのアンソニー・レンドーンが、現地7月16日に行なわれるMLBオールスターの前に復帰するようだ。 【動画】4月20日の試合で、レンドーンが左ハムストリング痛めたシーン しかし、レンドーンの復帰は、エンジェルスにとって朗報といえないという。エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は7月3日の記事で、「レンドーンがオールスター前にも復帰するようだが、それはチームにとっていいニュースなのだろうか」と疑問を投げかけた。 同メディアはまず、復帰したレンドーンがどれほどの成績を収められるかに疑問を持っている。「歴史が教えてくれるように、彼は毎年のように怪我を繰り返し、プレーできたとしても、いつものような平凡な成績に終わるだろう。メジャー復帰前に行なうマイナーでの調整出場に難色を示す馬鹿げた発言があったが、復帰後に好成績を残すにはハードルが高い」とし、故障の再発や、プレー面でも好成績が期待できないと感じている。 また、レンドーン不在の間、ルイス・レンヒーフォやミゲル・サノーが三塁手を務め、とくにレンヒーフォは打率が3割を超えるなど、好調を維持している。「レンドーンが好調になるのかという疑問のほかに、選手のトレードを考慮しないといけない。レンヒーフォやサノーを含め、将来を見据えて7月30日に迎えるトレード期限までに人材を有効活用する必要がある」と、人材調整の必要性も指摘した。 7月3日時点でエンジェルスは36勝49敗。ア・リーグ西地区の4位となっている。2日と3日には5位のオークランド・アスレティックスに連敗した。プレーオフ進出の望みはほとんどなく、球団にはトレード期間中に先を見据えた動きが求められる。 「単純にレンドーンが復帰するのは朗報かもしれないが、それだけでチームが危機を脱するわけではない。7月に球団がどのような動きを見せるのか。ただ、エンジェルスはこれまで、多くの場面で失敗してきた過去を持っている」 レンドーンの復帰後のプレーや、7月中のエンジェルスの動きに注目が集まる。 構成●THE DIGEST編集部
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