スケボー、14歳小野寺吟雲が世界1位で五輪へ…白井空良「堀米雄斗を倒さないと意味がない」
【ブダペスト=井上敬雄】アクションスポーツのパリ五輪予選シリーズ(OQS)第2戦は23日、ブダペストで最終日が行われた。スケートボード男子ストリート決勝は日本勢が表彰台を独占し、東京五輪金メダルの堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)が合計283・01点で制し、2大会連続の五輪出場を決めた。14歳の小野寺吟雲が2位、白井空良(ムラサキスポーツ)も3位でパリ五輪代表となった。 【写真】飛躍を誓う14歳の小野寺吟雲
初の五輪代表に決まった小野寺は「すごくうれしい」と破顔した。ランを3位で折り返すと、障害物の下り際に板を縦回転させる高難度のトリックを見せて2位。五輪予選に昨年から参戦するとテクニカルな滑りで存在感を示し、予選の世界ランキングを1位で終えた。新時代の旗手と目される14歳は「パリでは自分のスタイルで絶対勝ちたい」と力強く語った。
白井空良「(友人でもある堀米とともに2大会連続五輪出場を決めて)やっぱり前回王者がいないとつまらない。あいつ(堀米)を倒さないと意味がない」