街で聞いた懐事情 “超円安時代”の夏休みどこへ?専門家オススメの国も
歴史的な円安水準が続く中、間もなく突入する夏休みシーズン。 外貨両替店を取材すると、消費者の苦しい懐事情が見えてきました。 【写真】専門家が太鼓判! オススメ海外旅行先
■“円安の夏休み”苦しい懐事情
新宿で話を聞いたご家族。 息子さんは、マレーシアに留学していて一時帰国中だそうです。 母親 「来週には学校の寮に戻って海外に行ってしまうので」 マレーシアに留学中の息子 「(Q.マレーシアに来てほしい?)それはもちろん来てほしい」 母親 「今年行けるかはわからない」 もちろん、背景にあるのは「円安」です。7月4日の円相場は、午後5時時点で 1ドル=161円台。そして1ユーロ=174円台と依然、円安が続いています。 西新宿にある外貨への両替を行うお店。 夏休み本番を前に、海外旅行を予定する人で賑わう時期ですが… インターバンク 佐藤豪代表 「円安がかなり進んでいますので、例年の7月と比べて(客は)少ない印象」 海外旅行は高嶺の花?夏休みはどこへ行く? 20代 「できれば海外行きたかったが、円安で難しそうなので行けるとしても国内かな」 60代 「(Q.海外は?)お金があれば行きたい。(今は)日本にいるのが一番じゃないかな」 オーストラリア旅行を予定(10代) 「オーストラリアに1週間ほど家族旅行に行きます」 「(Q.家族何人で?)4人で」 旅行会社大手のJTBが発表した夏休み期間の「人気旅行先ランキング」。 海外では、2年連続ハワイが1位で、韓国・シンガポールと続き、オーストラリアは6位です。 オーストラリア旅行を予定(10代) 「やっぱり大自然を見に行きたい」 「(Q.両親は円安で食費など気にしたり?)どうでしょう…いや旅行とかはみんなで思い出作りを優先する」 「(Q.行ったら円安は気にしない?)そうですね」 こちらの女性はこの夏、フランスに行くそうですが… フランスにワーキングホリデー予定(20代) 「ワーキングホリデーに行くつもり」 「(Q.なぜワーキングホリデーに?)海外で働いたことがないのと、留学でフランスにいたので、オリンピックもあるのでちょっと雰囲気味わえたら」 「(Q.フランス旅行だとお金は?)ちょっと厳しいかな」 ハードルがかなり高くなった海外旅行。そこで…専門家に聞いた、いま行くべき旅行先は?