「仮想空間でもハラスメント対応」…メタバースには「秩序維持」のための工夫がこんなにある
ユーザー間のハラスメント対応も
オリジナルなアイテムを作成し、他のユーザーに販売することで、収益を得ることもできる。デジタルコンテンツを作成するためには、非常に高度なプログラミングのスキルが必要になるが、Horizon Worldsには豊富な素材が用意されているほか、直感的にコンテンツを作成できる独自のクリエーション機能が搭載されている。 そのため、誰でも気軽に新しいコンテンツを作成したり、既存のコンテンツをカスタマイズしたりできる。 ユーザー間のハラスメントにも対応している。それぞれのアバターには、個人境界線と呼ばれるパーソナルスペースが指定されており、その範囲を越えて他のアバターが接近できず、アバター同士の不用意な接触を防いでいる。 また、仲良くなったユーザー(フレンド)とだけ交流するために、他のユーザーの参加を禁止する機能や、他のユーザーの音声が自動で音楽に変換される機能も用意されている。
戸谷 洋志