自分の“本当の平熱”を知っている?測定の仕方によっては誤差が出ることも…体温計を使うときの注意点を聞いた
平熱や体温は人それぞれ
――自分の平熱を知ることのメリットは? 発症していることに気づけない病気は、意外と多いものです。検温は予防接種のときなどにもすることがあるでしょうから、そうしたときに覚えておいてもよいでしょう。自分の平熱を知っておけば、体調を客観的にみられるのではないかと思います。 ――このほか伝えたいことは? 平熱は人それぞれに違うので、他人と比べるのではなく“自分の体温”を知ることが大切です。体温が低くても、元気が良くて基礎代謝が高い人もいますので、低いからといって、気にはしないでもらえればと思います。 平熱やいまの体温を正確に測りたいなら、 ・体温が活動の影響を受けにくい、午前中に ・厚着をせず、過ごしやすく感じる環境で ・体温計の“実測モード”を使い、5~10分ほどかけて測定する ことがポイントになるようだ。機会があれば、参考にしてみるといいかもしれない。
プライムオンライン特集班