【JJドラマ部】観るべき2024年冬ドラマ直前予想!|JJ
久しぶりの連ドラ出演の木梨憲武と韓国のライジングスターが出るラブストーリーに注目
イマ:あとは二人の推しドラマが割れたので、それぞれ発表していきましょう。 小林:私は『春になったら』(1月15日22時~/カンテレ・フジテレビ系)を入れました。3カ月後に結婚する娘・椎名瞳(奈緒)と3カ月後にこの世を去る父・椎名雅彦(木梨憲武)が織り成す、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。連ドラで主演するノリさんって久しぶりじゃないかしら。 イマ:そうですね、『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)などの単発ドラマはちょこちょこ出てましたけど。 小林:あと、久しぶりの地上波連ドラ出演といえば小林聡美もそうですね。瞳が勤める助産院の院長・杉村節子役ですが、ちょうど年末に映画『かもめ食堂』(2006年)を観返したばかりなんで、私の中でアツいんです(笑)。 イマ:他にも瞳の恋人役が濱田岳、雅彦の緩和ケアを担当する医師役が光石研と、脇をいい役者さんで固めていますね。私の好きなジャンルのホームドラマなんですが、脚本の福田靖さん、ここ最近あんまピンとこなくて…。『未来への10カウント』(2022年/テレビ朝日)とか『オールドルーキー』(2022年/TBS系)とか。でも、『書けないッ!? ~脚本家 吉丸圭祐の筋書きのない生活~』(2021年/テレビ朝日系)は大好きなドラマなんで、半分だけ期待しています(笑)。 小林:私、奈緒ちゃんを見てると元気が出るんですよね~。ノリさんと奈緒ちゃんが出る番宣は絶対面白そうなんで、そっちも楽しみです。 イマ:続いて私が推すのは『Eye Love You』(1月23日22時~/TBS系)ですが、何といっても主演の二人がいいんですよ! 小林:二階堂ふみちゃんは前クールの『VIVANT』(2023年/TBS系)に続いての連ドラ出演ですが、オジサン名優たちを相手にしても存在感負けてなかったですよね。 イマ:人の心の声が聞こえる超能力を持つ主人公・本宮侑里(二階堂ふみ)と超ストレートな年下韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)のファンタジック・ラブストーリーなんですけど、私はこのチェ・ジョンヒョプに注目です。 小林:ジョ、ジョンヒョ、プ? 言いにくい…。 イマ:大丈夫、すぐ言えるようになります(笑)。彼は、韓国ドラマ『無人島のディーバ』(2023年/Netflix)でパク・ウンビン(ソ・モクハ役)の相手役を演じて人気沸騰、186cmという長身と癒し系の外見から韓国では大型犬系俳優と呼ばれているそう。 小林:すごい身長差(約30cm)ですね。 イマ:そうだ、小林さんの好きな、年下男子とどうにかなる話ですよ!(笑)。唯一、超能力を使っても心が読めない男の子とのもどかしい恋…、キュンとくること間違いなしです。 小林:いや、そんな勧められなくても一応全ドラマ目は通していますから!(笑)。オリジナル脚本だから、どういう展開になるかわからないのも魅力ですね。そして、二階堂ふみちゃんもそうだけど、私の中で外さない女優・門脇麦主演の『厨房のアリス』(1月21日22時30分~/日本テレビ系)にも期待しています。 イマ:自閉スペクトラム症の天才料理人・八重森ありす(門脇麦)が繰り広げるハートフルミステリーとのこと。未婚でゲイの父親役に大森南朋、ん? 未婚でゲイなのに父親…? そして、ありすのお店にバイトとして転がり込む謎の青年役に永瀬廉…なんかいろいろと含みがありそうですね。 小林:『リバーサルオーケストラ』(2023年/日本テレビ系)での麦ちゃん、最初はちょっと弱いかなって思ったけど、最終回に向かってどんどんみんなを引っ張っていく感じを見たら、このドラマも絶対うまくいくだろうなって思いました。あと、彼女はホントに料理が好きみたいだから料理人役はハマりますよ。 イマ:そういえば番宣で出た『しゃべくり007』(日本テレビ系)でも、自分で釣った魚をさばくって言ってました。 小林:昔、お魚屋さんで真剣に魚を吟味してるプライベートの彼女を見たことがあって、これは本物だなと思いました。あと、個人的に注目しているのがスーパーの店長役を演じる前原瑞樹くん。 イマ:え、そこですか! ニッチですねー。最近だと『らんまん』(2023年/NHK総合)に出ていましたね。 小林:なんか、いるだけで面白いっていうか、大人計画にいそうな感じっていうか。 イマ:たしかに若い皆川猿時っぽい雰囲気ありますね…って思ったら皆川猿時(三ツ沢定一郎役)も出てるじゃないですか(笑)。 小林:彼のSNSアカウントのプロフィール欄に「好きな時にお寿司が食べれるようになりたいです」って書いてあって、写真が握り寿司なんですよ。なんかそういうのもいいなーって。これからもっと活躍していきそうな俳優さんです。 イマ:小林さん、イケメンじゃない子にも反応するんですね(笑)。自閉スペクトラム症を抱えた主人公のドラマといえば、おととし話題になった韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022年/Netflix)を思い出しますが、障碍を持つ人の役は一歩間違えると批判を浴びがちなので、本当に演技が上手い俳優しかできない。そういう意味では門脇麦はぴったりだと思います。