<最高の花道へ―’22センバツ・東洋大姫路>選手紹介/10 小野洋介選手/浅井翔大選手 /兵庫
◇地道な鍛錬、守備に自信 小野洋介選手(1年) 休みの日も壁を使って送球練習をするなど努力を欠かさない。試合でベンチにいる時やランナーコーチの時の声は「学年1番の大きさ」と自負する。打撃ではトスバッティングなどで同じ場所に打ち込むことで、バットコントロールを良くし、ミート力をさらに上げる練習に取り組んでいる。 幼い時に父が亡くなり、母は夜遅くまで働きながら家事をこなし、弁当を作ってくれた。自分のことを一番に考えてくれる母や、格好良くプレーする姿に憧れ野球を始めるきっかけになった兄、ほとんどの試合に応援に駆け付けてくれる姉ら家族の支えに感謝する。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)166センチ・59キロ(2)右・右(3)内野手(4)高砂市立松陽(5)音楽を聴く ……………………………………………………………………………………………………… ◇体格生かした長打武器 浅井翔大選手(1年) 入学当初は95キロあった体重を絞りながら、筋肉量を増やした。体格を生かして放つ長打が武器だ。好きなアイドルの音楽を聴きながらの腹筋や、自宅前の坂道を連続10本駆け上がる自主トレーニングを欠かさない。自宅では家族にカレーライスを振る舞い、料理が得意な一面もある。 練習で落ち込んだ時に励ましてもらい、試合でミスをしたチームメートにも細かい気遣いができる先輩の賀川新太選手(2年)を慕う。普段からランニングや食事を共にし、試合前には素振りを見せ合ってフォームを修正したり、対戦相手の情報を確認したりして、互いに高め合う存在だ。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)175センチ・82キロ(2)右・左(3)捕手・一塁手(4)名古屋市立香流(5)インターネットテレビ番組を見る ……………………………………………………………………………………………………… 【メモの見方】(1)身長・体重(2)投・打(3)ポジション(4)出身中(5)趣味 〔神戸版〕