同意なしの強制不妊手術「40年以上知らなかった」 戦後最大の人権侵害『旧優生保護法』 国を提訴した夫婦が最高裁で初弁論
娘を失ったあの日から50年。2人は数年ぶりに、娘が眠る場所を訪れました。 【野村花子さん(仮名・70代)】「『元気にしてる?元気でやってるの?』っていう風に娘に語りかけました。娘と話しているような気持ちになって、手を合わせている時はすごくうれしかったです。娘からの力をもらえたので、来週からの裁判がんばりたいと思います。夫婦で共に行って戦いたいと思います。がんばります」
ただ、子どもがほしかった…。 50年分の思いを胸に法廷に立った2人に、救いの手は差し伸べられるのでしょうか。 判決は2024年の夏ごろに言い渡される見通しです。 (関西テレビ「newsランナー」2024年5月28日放送)
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