さらなる高みを求め、プレーオフに挑む翔さん（右）とヤナイさん

　福島市飯坂町を拠点に置くｅスポーツチーム「ＦＵＫＵＳＨＩＭＡ　ＩＢＵＳＨＩＧＩＮ（イブシギン）」が初参戦している人気格闘ゲーム・ストリートファイターシリーズの日本最高峰の公式チームリーグ戦「ストリートファイターリーグ（ＳＦＬ）」の最終節は１９日繰り広げられた。本県出身のヤナイさんらが勝利して獲得ポイント数を稼ぎ、チームのプレーオフ（ＰＯ）出場を決めた。 　ＳＦＬは同ゲームを発売するゲーム会社大手のカプコン主催の公式大会。１２チームが二つのリーグに分かれて争ってきた。各チーム４人１組（１人はリザーブ）で、先鋒（せんぽう）、中堅、大将戦を行い、獲得ポイント数などで順位を競ってきた。各リーグ上位３チームがＰＯに出場でき、チームは２位に食い込んだ。ＰＯの勝利チームがグランドファイナルで日本最強の座を奪い合う。 　２０日の取材に、ヤナイさんは「これまでリザーブが多かったが、最終節で積み上げてきた経験が発揮できた」と笑みを浮かべた。主力選手の翔（かける）さんは「これまでの戦いで課題も見えてきた。より良い内容にできるよう、仕上げていく」と意気込んでいる。

　ＰＯは１２月２１、２２の両日、東京都内で開かれる。