北米向け新型スバルWRXのモデルグレードと車両価格が発表!271馬力の2.4L BOXERターボエンジンを搭載した5グレードが展開され、約468万円からの販売!
スバルの北米部門であるスバル・オブ・アメリカは、2024年型スバルWRXの価格を発表した。モデルレンジには高性能グレードWRX TRを含む、パフォーマンス重視の5つのグレードがラインナップされている。5代目となるWRXは、マニュアルトランスミッション搭載車を含む全モデルにアイサイト・ドライバーアシスト・テクノロジーを標準装備し、機能性を向上。WRX全車に271馬力の2.4Lターボエンジン(SUBARU BOXER)を搭載し、SUBARUシンメトリカル四輪駆動を採用。タブレット型の11.6インチSUBARU STARLINKマルチメディア・プラスシステムは、ワイヤレスのAndroid AutoとApple CarPlayに対応し、2024年モデルでは新たに全車に標準装備されている。2024年型スバルWRXは、2024年初頭に32,735ドル(≒468万円)から北米のスバル販売店に導入される予定。 【画像多数】北米で展開される2024年型スバルWRX
ユーザーごとの使い方に合わせたスポーティグレードを多数ラインナップ!
2024年型WRXには、ベース、プレミアム、リミテッド、TR、GTの5つのトリムレベルが設定される。6速MTはGTを除く全トリムに設定され、上り坂発進アシスト機能を備えている。また、スバル・パフォーマンス・トランスミッション(SPT)は、プレミアムとリミテッドにオプション設定、GTには標準装備される。標準装備の6速マニュアルトランスミッションは、ギア比が最適化され、洗練されたシフトクオリティを実現。SPTトランスミッションは、より素早いシフトアップとシフトダウンを実現し、アダプティブシフトコントロールを搭載している。 駆動系にはアクティブトルクベクタリング付きシンメトリカル・オールホイールドライブを搭載し、パワーユニットに、271ps/5,600rpmの最高出力と349Nm/2,000-5,200rpmの幅広いトルクを発生する2.4L BOXERターボエンジンを搭載している。TRグレードからは、アップグレードには、6ピストンフロントキャリパー、2ピストンリアキャリパーをはじめとするブレンボ製ブレーキシステムが装備される。 新型WRXのボディには、スバルグローバルプラットフォームが採用され、歴代モデルよりも剛性が高く、乗り心地とハンドリング性能を向上させている。このグローバルプラットフォームは、フルインナーフレーム構造と構造用接着剤の戦略的な使用により、先代WRX比でフロント横剛性を14%、サスペンション取り付け部の剛性を75%向上させ、2024年モデルではフロアとリアサスペンション部の構造補強を追加することで、さらに剛性を高めている。
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