【大村ボート(ナイター)一般】小野達哉 インで失敗の借りはカドで返す
<24日・大村ボート・5日目> 準優の借りは優勝戦で返す。小野達哉は1号艇で迎えた準優10R、コンマ16のトップタイミングを放ち、逃げ態勢に持ち込んだが、1Mは「しくじりました。一瞬、舟が跳ねて流れてしまった」と痛恨のターンミス。3番手にまで後退と優出も危ぶまれた。それでも「エンジンのおかげです」と抜群の噴きを見せる相棒が後押し。前を行く妹尾忠幸を早々にとらえると、先頭にまで届く勢いで優出切符を奪い返した。 前回GⅠ優出機の56号機は序盤からパワフルそのもの。さらに「伸びがいいまま出足も良くなっている。足に関しては大満足ですね」と舟足は右肩上がりで上昇し続けている。 「ダッシュの方が伸びていく感じはありますね」。順当に準優1着通過だったら2号艇で迎えるはずだった優勝戦は4号艇と、機力の特徴を思えばむしろ好都合? 「枠としては楽しみが出てきた。きょうの失敗をプラスに捉えて頑張ります」。向いてきた流れも味方に憂さ晴らしの一発Vを決めてみせる。