限界に達した時に発見できる新しい一面がある。井上咲楽が走り続けるワケ
丁寧なセルフケアで走れるカラダを維持
気持ちよく走るため、日頃のケアも欠かさない。 「股関節の可動域が狭いので、走る前には詰まりを取るようなストレッチをしっかりと。呼吸がしやすくなるように肩甲骨まわりをほぐしたり、体幹強化のためフッキンもちょっとだけ。足がつらないための対策にミネラルを摂ったり、お風呂にエプソムソルトを入れたりします。走った後は、〈roun〉の《CBDスポーツバーム》を塗り込むと回復が早いです」 マラソンのほかに今気になっているのが、空手なのだそう。 「小学生の時に一度やっていたけれど、呼吸法がすごく難しかった記憶があって。ちゃんとやることで、カラダのいろいろなところが整うかもしれないなって。指先や足先まで意識を巡らせて集中するという、マラソンとは違ったアプローチも面白そうです!」
取材・文/重信 綾(初出『Tarzan』No.877・2024年4月4日発売)