日本のEV充電市場を整備へ メルセデス・ベンツとパワーエックスが提携
ドイツのメルセデス・ベンツは日本の充電市場を整備、今後2年間で国内25拠点、合計100口の電気自動車(EV)用超急速充電器を設置する。 同社は先週、東京で蓄電池製造と充電サービス企業パワーエックスとの提携を発表した。提携内容はメルセデス・ベンツが100%出資の新会社「メルセデス・ベンツ・ハイパワー・チャージング日本合同会社」(MBHPCJ)を設立するというもの。 両社が提携して開発する充電ネットワークは大都市圏を中心に主に商業施設などに設置される。1拠点あたり4口の充電器を設置、メルセデス・ベンツを利用する顧客の利便性向上を図る。 今回の提携でパワーエックスは特別仕様の蓄電池型超急速充電器「Hypercharger」(ハイパーチャージャー)を製造・出荷する。充電基地の選定から運営までをパワーエックスが行い、メルセデス・ベンツの国内におけるインフラ整備を支援する。
電波新聞社報道本部