大谷翔平「代表としてもらった賞」MVP受賞にも謙虚なコメント 来季は「投手・大谷」の復活へ「自信を持ってマウンドに上がれるのが目標」
ドジャースの大谷翔平選手が日本時間22日、ナ・リーグのMVPを受賞。インタビューでは「僕がシーズンの代表としてもらった賞」と謙虚に答えました。 【画像】大谷翔平選手の2024年タイトル受賞一覧 昨季行った右肘に手術のため今季は打者専念。54本塁打、59盗塁の成績でMLB史上初となる50本塁打・50盗塁の「50-50」と歴史的快挙を達成しました。またメジャー7年目で初のポストシーズンへ進出。ワールドチャンピオンに輝きました。MVPはエンゼルス時代の2021、23年にも受賞し、2年連続3度目。エンゼルス時代は投打二刀流での受賞でしたが、「指名打者専任でのMVP受賞」は史上初の快挙です。 現地番組のインタビューで「今年はピッチャーをやらないということで、何かすごいことをしないとMVPは取れないという気持ちはあったか」と聞かれた大谷選手。「MVPを取りたいなみたいな気持ちでもちろん入ってはいないので、ドジャースという新しいチームに来て、早くドジャースのチームメートに認められたいという思いで特に前半戦はやっていましたね」と答えました。 また、今年のシーズン1番よかったことについては「1番はワールドシリーズ勝てたということが1番目指していたところではあるので、僕がシーズンの代表としてもらった賞だと思っているので、来年も引き続きチームみんなで頑張れるように、今リハビリしているのでまた復帰して頑張りたいなと思います」と大谷選手らしい謙虚なコメントで振り返りました。 来季は「投手・大谷」の復活も期待されるシーズン。インタビュアーから、メジャーで最も優れた投手に贈られる賞である『サイ・ヤング賞』についても言及されると、「そうなれたらもちろん最高ですし、まずは復帰して、さらに強くなったパフォーマンスというのを出して自信を持ってマウンドに上がれるのがまず目標かなと思います」と投手復帰に向けた思いを語りました。