女性白バイ隊から靴磨き職人に転身した私が日本一周を始めたワケ〈後編〉
前回は、これから始まる連載のスタートとして自己紹介を交えつつ、警察官になったキッカケ、白バイを経てモデルへ転身したキッカケをたくさん語ってみました。今回はその続編として、出演したドラマ『教場』のお話や、なぜ靴磨き職人になったのか? なぜ日本一周を始めたのか? についてお届けしていきたいと思います。 【この記事の写真をまとめて見る】[伊藤由里絵]白バイ乗りから靴磨き職人に転身し、日本一周を始めたワケ〈後編〉
前職の経験を生かした芸能活動:木村拓哉さん主演のドラマ『教場』
芸能事務所に所属してからほどなくして、木村拓哉さん主演のフジテレビドラマ『教場』の警察監修のアシスタントを経験する機会をいただきました。警察監修とは、警察官役の俳優さんの演技にリアリティを持たせるために、本物の警察官の所作などを出演俳優さんに教える役割です。警察は退職したけれど、何らかの形でその職歴を活かせる仕事ができればと思っていた矢先のことでした。 撮影が始まって数日経ったある日、ふと監督さんがひと言。 「君も警察学校の生徒役で出ちゃえば?」 まだモデルや役者としての実績もないのに、まさかこんなに早くチャンスをもらえるなんて…! 驚いたけれど、こんな機会はない!! と、2つ返事で参加させていただくことになりました。 〈長かった髪の毛もバッサリと切って、見た目はほぼ警察学校生徒です(本物の警察学校生徒はこれよりもさらに髪の毛が短いです・・・笑)。5年ぶりに警察学校生徒を味わいました〉 初めての映像出演が警察ドラマ、こんなに嬉しいことはありません。警察を辞めてから芸能界というまったく違ったジャンルの世界に足を踏み入れましたが、こうした形で前職の経験が活きることは自分でも想像することができませんでした。 初めて経験するドラマの撮影現場は想像以上の緊張感で、警察官時代に何度もやっていた所作でさえ、いざ撮影が始まるとドキドキしてしまって間違えないようにととにかく必死でした。ひとつの作品が作り上げられていくことの大変さも初めて目の当たりにして、そこに自分が少しでも関われたことがとても嬉しかったです。
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