３試合ぶりに出場の渡邊は、終盤に今季２本目のダンクを決めて２得点をマークした。(C)Getty Images

　現地時間１月１日（日本時間２日、日付は以下同）、フェニックス・サンズはホームのフットプリント・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し、109－88で圧勝。2024年初陣を勝利で飾った。 【動画】渡邊のボースハンドダンクはこちら！ 　この日のサンズはエースのケビン・デュラントが右ハムストリングの痛みで欠場。先発はデビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、グレイソン・アレン、チメジー・メトゥ、ユスフ・ヌルキッチが務めた。 　第１クォーターのサンズはアレンが２本の３ポイントを含む８得点をあげるも、それ以外の選手のショットが決まらず、20－29と９点のビハインドを背負う。しかし、第２クォーター序盤にビールの連続得点で点差を縮めると、メトゥやボル・ボルのダンクなど約３分で14－０のランを作り出し、一気に逆転に成功する。最終的にこのクォーターを35－18としたサンズは、55－47と８点リードで後半戦へ。 　 　第３クォーター序盤にヌルキッチのフックシュートで２桁点差としたサンズは、その後もヌルキッチ、ブッカー、ビールの連続３ポイントと攻撃の手を緩めず、ブレイザーズを圧倒。86－61とさらにリードを広げる。 　第４クォーターに入ると徐々にシュートが落ち始めるが、それでも15点以上の点差を保ち、終盤には主力を下げる余裕のゲーム運びで勝利を掴んだ。 　４連勝のサンズは、ビールが21得点、ヌルキッチが18得点、７リバウンド、５アシスト、メトゥが14得点、５リバウンド、アレンが12得点、４アシスト、ブッカーが10得点、８リバウンド、６アシスト、ベンチからエリック・ゴードンが12得点、ボルが11得点、９リバウンドと７人が２桁得点をマーク。 　渡邊雄太は第４クォーター残り５分36秒にアレンに代わって登場。３試合ぶりにコートに立った背番号18は最初の３ポイントはミスしたものの、終盤に速攻からジョーダン・グッドウィンのパスを受けてボースハンドダンクでフィニッシュし、２得点をあげた。 　４連勝で今季成績を18勝15敗としたサンズは次戦、３日にホームでロサンゼルス・クリッパーズと対戦する。 構成●ダンクシュート編集部