維新、参院選大阪選挙区候補者を党内予備選で選定へ 吉村代表が意向
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は9日、今夏の参院選大阪選挙区(改選数4)の候補者について、党内で予備選を実施して選定する意向を明らかにした。府庁で記者団の取材に答えた。 維新は令和元年の参院選大阪選挙区で2議席を獲得したが、昨年10月の衆院選で当時参院議員の東徹氏が大阪3区にくら替えして立候補し、当選していた。 吉村氏は全国の議席獲得目標については「維新は厳しい状況にあり立ち直りの時期。仲間を減らさず、増やすことが目標」とし、現有の6議席以上とした。 一方、維新は今夏の参院選で自民、公明の連立与党に対抗するため、1人区では野党間で予備選を実施し、当選者を野党候補として一本化することを提唱している。(山本考志)