【香港チャンピオンズデー】ロマンチックウォリアーがクイーンエリザベスⅡ世C 3連覇達成 プログノーシスはまたしても2着
チェアマンズスプリントプライズ GⅠ初挑戦の4歳インビンシブルセージが勝利
チェアマンズスプリントプライズは、香港スプリント界の中心として君臨してきたラッキースワイネスが戦線離脱で不在。前走ドバイでアルクオーツスプリントを制しての参戦となったカリフォルニアスパングルが1番人気の支持を集めた。ただ制したのはH.ボウマン騎手騎乗の4歳馬インビンシブルセージだった。 レースは出遅れたマッドクールが大外からハナを奪おうかというところを、カリフォルニアスパングルとビクターザウィナーがそれを許すまいと並んでかわしていった。前半600m通過は34.22、インビンシブルセージは先行争いを見ながら4番手のインを追走した。 直線はスムーズに先行した2頭の外へと持ち出されると、残り150mでカリフォルニアスパングルを捉え、最後は1馬身半差で勝利。前走のスプリントCで2着に入るなど重賞でも安定した成績を残していたが、GⅠ初挑戦で見事に結果を残してみせた。 2着カリフォルニアスパングルは先行争いが激しくなった影響もあってか最後は脚色が鈍ったが、何とか格好はつけた。3着はムゲン、こちらはこれまで重賞にも出走したことがなかったが、最後方追走から馬群を捌いて追い込んだ。 日本馬は後方2番手から運んだサンライズロナウドが10着、先行したマッドクールは11着と、ともに下位に沈んだ。 ライタープロフィール 三木俊幸 編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。
三木俊幸