まさに大出世! JFL→J1主力に這い上がった苦労人(7)天皇杯で驚愕の活躍! 今や元J1王者の戦力
日本でトップレベルの選手が集うJ1リーグでは、日夜厳しい競争がおこなわれている。その中で、アマチュアカテゴリーであるJFLからのし上がった選手も複数いる。そこで今回は、JFLでデビューしてからJ1へと活躍の場を移していった選手をピックアップする(データは11月10日の『transfermarkt』を参照)
FW:遠野大弥 生年月日:1999年3月14日 デビュークラブ:Honda FC J1デビュークラブ:川崎フロンターレ 強豪・川崎フロンターレのアタッカーとして活躍を続ける遠野大弥は、JFLからプロへの歩みを始めている。 2017年に藤枝明誠高校を卒業後、Honda FCに加入。初年度からリーグ戦16試合に出場して4ゴール1アシストを記録すると、シーズンを経るごとに素晴らしい成績を重ねてゆく。2019シーズンは同26試合に出場して9ゴール7アシストをあげ、同年の天皇杯では5試合4ゴール1アシストという圧巻のクオリティを示した。 同大会でHonda FCは北海道コンサドーレ札幌や徳島ヴォルティス、浦和レッズなどを破っており、ベスト8まで辿り着く快進撃を見せた。 この活躍により、遠野は川崎とアビスパ福岡に目を付けられる。2020年1月に完全移籍で川崎に加入すると、即座に当時J2を戦っていた福岡にレンタルで渡る。2020シーズン、プロリーグ初挑戦にも関わらず41試合に出場して11ゴール3アシストを記録した。 2021シーズンは正式に川崎の一員として迎え入れられ、待望のJ1デビューを果たした。今日に至るまで公式戦165試合に出場して20ゴール14アシストを記録している。
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