愛媛県西条市の養鶏場で鳥インフルエンザの可能性事例
西条市の養鶏場で、家畜伝染病の高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われる事例が発生したことが9日、分かった。関係者によると、県の簡易検査で陽性が出た。現在、県の家畜病性鑑定所で遺伝子検査中で10日朝、結果が判明する予定。 鳥インフルエンザはA型インフルエンザウイルスによる鳥の病気。渡り鳥や野鳥、ウイルスが付いた小動物を介して感染する。今季、全国の養鶏場では今月6日時点で10道県で発生が確認され、124万羽が殺処分の対象になっている。11月には香川県三豊市で発生し、愛媛県は県内の養鶏業者に緊急消毒用の消石灰を配布するなど、対策を強化していた。県内では2021年12月、西条市の養鶏場で感染が初確認されている。
愛媛新聞社