【C大阪】脳振とうのルーカスは30日ホーム鹿島戦に間に合う見込み「検査して大丈夫だった」監督
頭部負傷で心配されたセレッソ大阪MFルーカス・フェルナンデス(30)が、今季のホーム最終戦となる次節30日の鹿島アントラーズ戦(ヨドコウ)に出場できる見通しとなった。 同選手は前節9日のアビスパ福岡戦の前半38分、相手GK永石拓海(28)と空中戦で激しく衝突。ともに脳振とうの疑いで負傷退場していた。 ルーカスはその後、病院でも脳振とうと診断されたという。今回は次節まで中20日と十分な時間があり、Jリーグが定める復帰プログラム(6段階)に沿って、ルーカスも鹿島戦の出場を目指す。 小菊昭雄監督(49)は14日、大阪市内で行われた公開練習後、取材に応じ「検査をして大丈夫だったので、カリキュラムを経て復帰する予定。鹿島戦も大丈夫と思う」と説明。前所属がC大阪だった永石の状態については、福岡からも連絡が入っているという。 ブラジル人のルーカスはこの日、練習場内のクラブハウスで完全別メニューで調整。近くグラウンドでランニングを始める見込み。 小菊監督が今季限りで退団するC大阪は、残り2試合で7位につけ、前節福岡戦を含めて3連勝フィニッシュを目指している。