「手足口病」で石川県が5年ぶりの”警報” 2週連続の基準値超で大流行の疑い
主に幼い子どもの口の中や手のひらなどに発疹ができる「手足口病」の患者が増えているとして、石川県は12日、手足口病警報を発令しました。警報は5年ぶりです。 県によりますと、県内29の小児科に設けた定点医療機関で、手足口病と診断された患者が2日までに5.72人、9日までで6.59人となり、2週連続で警報基準の5人を超えました。 こうしたことを受け、県は大きな流行が発生または継続する可能性があるとして、警報を発令しました。 警報の発令は2019年7月以来、5年ぶりです。 手足口病は口の中や手のひら、足裏などに水ぶくれのような発疹ができるのが特徴で、夏場の乳幼児に多いウイルス感染症です。一般的には数日で自然に治りますが、県はこまめな手洗いを心掛けるよう呼びかけています。
北陸放送