レッドソックス・吉田正尚が3戦ぶりに「6番・DH」でスタメン復帰 2戦、11打席連続無安打中
◆米大リーグ パイレーツ―レッドソックス(19日・米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク) レッドソックス・吉田正尚外野手(30)が19日(日本時間20日午前7時40分開始予定)、敵地・パイレーツ戦のスタメンに「6番・指名打者」で名を連ねた。16日(同17日)の本拠地・ガーディアンズ戦以来、3試合ぶりのスタメン復帰となった。 吉田は14日(同15日)の本拠地・エンゼルス戦で、今季16試合、60打席目にしてようやく1号本塁打。右中間席に2ランを運び「試合数はかかりましたけど、よかったです。(今季)1本目ということもあって、少し距離感が分かりづらかった。風もありましたし。ホッとしています」とうなずいていた。 だが、15、16日(同16、17日)の本拠地・ガーディアンズ戦では2試合安打なし。17日は6打数無安打と快音が響かず、14日の本塁打を最後に11打席連続無安打で打率が2割1分5厘に下がった。17日(同18日)に今季初めて欠場すると、翌18日(同19日)も出番がなく、2試合連続欠場。18日の試合前にコーラ監督は「2日前(16日)、彼はタフな日(6打数無安打)を送った。もう1日休むことで、精神的に効果があると思う。明日(19日)は、試合に準備できるだろう」と説明していた。 メジャー2年目の吉田。日本人野手のメジャー1年目最高額の5年総額9000万ドル(約124億円=契約時のレート)でレッドソックスと契約を結んだ1年目の昨季は、140試合に出場して15本塁打、72打点、打率2割8分9厘と好成績を残した。
報知新聞社