SixTONES田中樹 問題視された「スタッフ対応」の背景にTBSルール
TBS系バラエティー番組「ハマダ歌謡祭★オオカミ少年」にレギュラー出演しているSixTONES・田中樹(29)のスタッフ対応が物議をかもしている。ネットユーザーもザワついたのだが、TBSにはあいさつを控える〝ルール〟があったようだ。 【写真】笑う田中樹 田中は4日放送の同番組に出演。芸能人が東京・赤坂にあるTBS局内で、スタッフにきちんとあいさつしているかを抜き打ちチェックする企画で、NEWSの増田貴久(38)らとともに隠し撮りされた。 田中は、番組側が通路に配置した警備員やADからの声かけをほとんどスルー。増田はさわやかなあいさつを見せた。他タレントとのスタッフ対応の差があらわになった。 「このシーンはネットで話題を呼びました。SixTONES自体も田中さんも〝オラオラ系〟のパフォーマンスで人気を博していますが、〝スタッフにその対応は違う〟とガッカリしたファンが少なくなかったようです」(アイドル誌編集者) 放送後、田中はファンや視聴者から批判されたが、TBSの制作現場に詳しい関係者によると、この放送には違和感があった。 「放送で映っていたのは、番組収録のために芸能人が多く集まるエリアですね。ここではコロナ禍後も、他番組の制作スタッフからあいさつされることは基本的にないです。スタッフもタレントを見かけてもスルーするのが暗黙の了解になっていますから。田中さんとしてはいつもあいさつされないのにあの日だけされたから、不思議だったんじゃないですか」 TBS側に、あいさつに関する〝ルール〟を問い合わせたが、期日までに返答はなかった。 思わぬ形で批判された田中だが、声をかけてきたスタッフらを一瞥(いちべつ)しており、どこか困惑しているようにも見える。AD役のキャストが抱えていた書類を落としてしまうハプニング対応を審査するシーンでは、立ち止まって書類を拾う優しさも見せた。 「TBSスタッフはタレントが局を去る際、盛大な〝お見送り〟をしますが、楽屋入りやスタジオ入りでは、番組を数年担当している顔なじみのスタッフでさえ会釈程度のあいさつしかしないですから」(前出関係者) 田中は一部ネットユーザーから目くじらを立てられたが、そもそもあくまで〝バラエティー〟である。関係者によると、一部番組スタッフは今回の騒動に心を痛めているという。
東スポWEB