小池百合子知事「公約は近いうちにお伝えする」都知事選3選出馬表明受け取材に応じる
東京都の小池百合子知事(71)は12日、東京都議会本会議終了後、報道陣の取材に応じ、20日に告示される都知事選(7月7日投開票)3選出馬のタイミングについて「(都議会)定例会が終わったということをきっかけにして、ここで出馬を発表した」と述べた。 2020年の再選出馬の際に公表した「東京大改革2・0」をバージョンアップさせた公約「東京大改革3・0」をまとめて、選挙戦で訴える考えを示した。発表の時期については「近いうちにお伝えする機会があると思う」と述べ、近く公表する考えを示した。 また「基本的に、現職です。これからも選挙戦に向かっても公務を最優先にしていく。むしろ、毎日が公約のようなものだ」と述べた上で、「ひとことで言うなら『首都防衛』に尽きる」と主張。先日発表された、1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数を示す「合計特殊出生率」で、東京都が初めて1を割り込み0・99となったことや、激甚化する災害への投資の必要性などに触れ「もっと良くなる、もっと良くする東京をみなさんとともに進めたい」と述べた。 東京都知事選にはこのほか、この日立憲民主党に離党届を提出した蓮舫参院議員(56)、広島県安芸高田市長を退任した石丸伸二氏(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら40人前後が、すでに立候補を表明している。