ホルゲイトの邪悪が3試合の出場停止処分では軽すぎる
タックルが不可抗力で足首に入った場合と、ホルゲイトの邪悪が同列であるはずがない。前述したように、3試合の出場停止処分では軽微すぎる。本稿執筆時点で、三笘に対する正式な謝罪も聞こえてこない。
リヴァプールに所属していた当時のルイス・スアレスは、チェルシーのブラニスラヴ・イヴァノヴィッチに噛みついて10試合の出場停止処分を科されている。
たしかに、スアレスには “やらかしてきた” 経緯があるが、ホルゲイトは2020/21シーズンにイエローカード8枚、翌シーズンから3年連続レッドカード。蛮行は、いまに始まったことではない。ブライトン戦後に殺到した人種差別は論外であるものの、猛省を促す意味でもホルゲイトには厳罰が必要だ。
リヴァプールのユルゲン・クロップ、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ両監督は、口を酸っぱくして「選手たちをダーティーなプレーから守ってくれ」と訴えてきた。
プレミアリーグと『PGMOL』(PROFESSIONAL GAME MATCH OFFICIAL LOMITED=プロ審判協会)は、ホルゲイトの一件をスルーしてはならない。
文:粕谷秀樹
粕谷 秀樹
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