就職面接で聞いておくと、入社後に後悔しない「6つの質問」
3. チームの直近の昇進に、どのようにアプローチしましたか?
この質問の狙いは、あなたの成長可能性に探りを入れることです。 「昇進の頻度はどのぐらいか?」「昇進に必要なものは何か?」「この人は、自分の昇進を具体的にどのようにあと押ししてくれるのか?」といったことを知るためです。 昇進がどう行なわれるかについての質問は、あなたが合流するかもしれないチームにおける昇進のプロセスを把握するうえで、とても重要です。 また、あなたがチームとともに成長したいと望んでいるなら、新しい役割にそのチャンスが存在することを確認しておきたいはずです。
4. これは新設のポジションですか? それとも、後任者を探しているのですか?
次に聞くのはこの質問です。「前任者が辞めた理由は何でしょうか?」気が引ける質問ですが、答えを聞くことができれば、その職場のことがさらによくわかるかもしれません。 この質問に「将来の上司」が、しどろもどろにならずに答えているか、目を凝らして確かめましょう。 そこが劣悪な職場であることをほのめかす言葉が混じっていないか、耳を澄ませましょう。離職率が異常に高くはありませんか? それとも、前任者は昇進したのでしょうか? 昇進したのであれば、あなたも、前任者の道をたどれるかもしれません。
5. 今回の新規採用で、リーダーであるあなたは、どのような点で仕事がしやすくなりますか?
この質問への答えから、どうすればチームの戦力になれるのかだけでなく、その人が具体的に何をあなたに期待しているのかも把握できるでしょう。 なぜあなたの仕事が重要なのか? その理由を将来の上司の口から直接聞くほうが、箇条書きにされた業務内容を読むよりも、よっぽど有意義です。
6. これまでの面接官は全員男性でした。チームの女性社員から体験談を聞かせてもらえませんか?
この質問の生みの親は、Instagramでプロダクトデザイナーを務めるLily Koningsさんです。 Koningsさんによれば、ヒントになったのは「当時、チームで唯一の女性だった私を指名して、話が聞きたいと言ってきた志願者」だそうです(Koningsさんと電話で話した後、彼女は会社からのオファーを受け入れてくれたそうです)。 新しい職場にコミットするつもりなら、実際に飛び込む前に、多様な人たちの意見を聞くと役に立つでしょう。