地震被害からの復興へ意見交わす 氷見市姿地区で住民が新年会合
KNB北日本放送
1年前の能登半島地震で大きな被害を受けた氷見市姿地区で、きょう地域住民の新年の会合が開かれ、復興に向けて意見を交わしました。 姿地区の住民総会には、集落に住む23人が参加しました。 姿地区 山本譲治区長「あけましておめでとうございます。昨年は地震で、姿も本当に多大な被害がありました」 姿地区では地震で多くの住宅が倒壊し、57世帯のうち16世帯が集落を離れました。 1年が過ぎても復興が進んでいないことに、住民からは不満の声もあがりました。 住民「家を壊したなら、地盤改良のために何パーセントか(行政に)出してほしい。災害の補助金を出してくれってことを言っている。それをお前(区長)が言うてやらんなん。(行政は現状を)知らんぞ」 山本区長「わかった」 山本区長「元通りの生活はできないと思うが、笑顔でコミュニケーションをとり、姿の集落を維持していきたい」