自動車業界の平均年収ランキングTOP10! 1位トヨタは日本平均の約1.9倍だった。
株式会社SalesNowは、国内540万社の企業情報を持つデータベース「SalesNow (セールスナウ)」をもとに自動車業界における上場企業の平均年収を調査し、ランキングとして発表した。1位はトヨタで895.4万円。実に日本の平均年収の約1.9倍であることがわかった。ランキングTOP10を見てみよう。 【年収ランキング表】自動車、商社、金融、コンサルなどの平均年収をまとめてチェック!(全13業界)
自動車業界平均年収ランキングTOP10が発表!
株式会社SalesNowは、国内540万社の企業情報を持つ日本最大級のデータベース「SalesNow DB」のデータを用いて、自動車業界における上場企業の平均年収を調査し、ランキングとして発表した。 同社によると、SalesNow DBでは各業界のカテゴリを「メイン業界」と「サブ業界」に区分している。今回は自動車業界の中から「メイン業界」に区分された上場企業150社を抽出。2023年4月1日 から2024年4月1日の期間中に提出された有価証券報告書のデータをもとにランキング化したという。 ちなみに、国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、日本全国の給与所得者の平均年収は458万円。果たして、自動車業界のトップ層の年収はどれくらいなのだろうか。
1位はトヨタで895.4万円!
第1位はトヨタ自動車株式会社で895.4万円。日本最大手の自動車メーカー・トヨタグループの中核企業だけあって、2位を40万円も引き離しての1位となった。実に日本における平均年収の約1.9倍だ。 第2位は日産自動車株式会社で850.9万円。日産は15の国や地域に生産拠点を置く多国籍自動車メーカーで、筆頭株主であるルノー、三菱自動車工業の3社で「ルノー・日産・三菱アライアンス」を形成している企業。グループ全体で高い世界シェアを誇るが、平均年収は1位に及ばなかった。 第3位は本田技研工業株式会社で822.1万円。二輪車や四輪車などを手掛ける輸送機器メーカーで、オートバイの販売台数や売上高は世界首位を誇る。 第4位はヤマハ発動機株式会社で812.2万円。二輪車で世界的なシェアを誇り、バイク、電動バイク、電動アシスト自転車、ボートやウェーブランナーなどのマリン製品、発電機、除雪機など、さまざまな商品を生産している。 第5位は株式会社デンソーで811.4万円。愛知県に拠点を置くグローバルな自動車部品メーカーで、先進的な技術で開発したさまざまなシステムや電装製品を世界中のカーメーカーに提供している。自動車部品業界では国内1位の売上高を誇る。 第6位以降は、株式会社豊田自動織機、いすゞ自動車株式会社、NOK株式会社、三菱自動車工業株式会社、川崎重工業株式会社が続いた。 このように自動車業界の平均収入ランキングの上位には、普段からその名前を耳にする大手企業が名を連ねている。10位の川崎重工業でさえ、日本の平均年収458万円の約1.6倍もあり、自動車業界全体が高収入であるといえるだろう。 【自動車業界平均年収ランキング 調査概要】 調査期間:2023年4月1日~2024年4月1日 調査対象:自動車業界における上場企業(※) 調査方法:調査期間中に提出された有価証券報告書のデータを元にランキング化 出典:SalesNow DB(https://salesnow.jp/db) ※「SalesNow DB」では各業界のカテゴリを「メイン業界」「サブ業界」に区分し、今回は「メイン業界」150社を抽出して調査した。
くるくら編集部