1回2万5千円貸し付け、1日千円の利息 法定超える利息を払わせていた疑い、自営業の男ら逮捕
金銭を貸し付けて法定を超える割合の利息を払わせていたとして、兵庫県警生活経済課と尼崎南署などは13日、出資法違反の疑いで、ともに韓国籍で尼崎市の自営業の男(61)と、西宮市の自営業の男(61)を逮捕した。 【写真】駐車違反50回も違反金滞納 差し押さえた「ステップワゴン」公売に、ネットで4万円から 2人の逮捕容疑は共謀して、2022年2月15日~同月25日ごろ、伊丹市の70代男性や尼崎市の60代女性から、法定利息分(計8695円)を超える計10万100円を利息として受け取った疑い。同課は2人の認否を明らかにしていない。 同課によると、男らは中学校時代からの同級生で、無登録で貸金業を営んでいた。市営住宅のポストや、パチンコ店前の駐輪場に止まる自転車のカゴなどに営業用のチラシを配布して客を集めていた。 男らは客に1回2万5千円を貸し付け、1日当たり千円の利息を設定。約1週間を返済の期限としていたという。同課は、2人が21年8月下旬から貸金業を始め、今年10月までに少なくとも214万円の利益を得たとみている。