照ノ富士、初場所出場へ 「後はやるだけ」と意欲―大相撲
大相撲の横綱照ノ富士(33)=本名杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が9日、初場所(12日初日、東京・両国国技館)への出場に強い意欲を示した。 朝稽古後に代表取材に応じ、「後はやるだけ。それで駄目だったら駄目で、結果がどうなろうと認めるしかない」と語った。 昨年7月の名古屋場所で10度目の優勝を果たした後は、両膝に古傷を抱えているほか、糖尿病などに苦しんで2場所連続で全休。「自分との闘いだけなので、やれることを精いっぱいやっていきたい」とも述べた。 初場所に向けては、6日の横綱審議委員による稽古総見で大関大の里と手合わせし、その後も出稽古などをしてきた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「本人がやる、と言ったら、それは尊重してあげないと」と話した。 初場所では琴桜、豊昇龍が綱とりに挑む。