あの日に思いはせ…津波で倒れた松で作った「おやこ地蔵」母と子は岩手、父は長野 東日本大震災13年
長野放送
東日本大震災から13年がたち、各地で鎮魂の祈りが捧げられました。能登半島地震も起きる中、迎えた「3.11」。改めて防災を誓う1日となりました。 震災から丸13年。各地で黙とうが行われ、あの日に思いをはせました。死者・行方不明者は関連死を含めて2万2222人。避難者は今も2万9000人余りにのぼっています。(2月1日現在) 善光寺の境内でも鎮魂の祈りが捧げられました。 津波で倒れた松で作った「おやこ地蔵」です。母と子は岩手に、父はここに祭られ、今年も宗派を超えて僧侶が集まりました。 愛知から参拝: 「松は枯れても、こうやって形として残って(出来事を)伝えていけたら」 秋田から参拝: 「これからつないでいかなきゃいけないものを、つないでいこうと気が引き締まる思い」 境内ではきょう1日、地蔵の前で手を合わせる参拝者の姿がー。 被災地に心を寄せました。
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