富山県射水市・本開発公園、24日開放 インクルーシブ遊具設置
富山県の射水市が本開発地区(大島)の商業エリア「アイタウン射水」に整備した本開発公園の開園式は23日、現地で行われた。市内の都市公園で初めて、障害の有無にかかわらず楽しめる「インクルーシブ遊具」を設置。24日から一般開放する。 らせん状の外観が特徴的な木造2階建ての屋内遊具場には、チューブ型の滑り台やボルダリングスペース、ネット遊具、幼児用のクッション遊具などを用意した。屋外に芝生広場や回転遊具などを整備。公園全体の広さは5241平方メートルで、総工費4億1千万円。 式典に工事関係者や地元自治会役員らが出席し、夏野元志市長が「長く愛される施設になってほしい」とあいさつした。近くの大島つばさ保育園の年長児約30人が招待され、真新しい遊具を楽しんだ黒林奈那子ちゃんは「何回も来たい」とはしゃいでいた。 市はホームページなどを通じ、屋内遊具場の愛称を8月末まで募集する。