「1人目の打者は後ろに影響を与える」丸6戦連続安打&22戦連続出塁
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人0―2オリックス(7日・東京ドーム) 巨人がオリックスに敗れ、セ・リーグ首位から陥落した。先発の戸郷翔征投手(24)は8回2失点にまとめたが打線の援護なく3敗目。自身の交流戦連勝は6で止まった。 【動画】好調キープ!丸6試合連続安打で22試合連続出塁 * * * 逆らわなかった。丸が華麗に流し打った。1点を追う3回2死、2ボール2ストライクからの7球目、東の外角低めに沈む140キロのツーシームに反応。巧みなバットコントロールで左前に運び、6試合連続安打&22試合連続出塁とした。 リードオフマンとしての存在感は高まるばかりだ。4月28日のDeNA戦(横浜)から1番に起用されてからは、32試合で打率3割4分2厘と波に乗っている。「1人目の打者は、後ろのバッターに影響を与えると思っています」。たとえ打ち取られても、内容にもこだわり役割を全うしている。 今季はレギュラーが確約されていない状況から、健在の打棒で確かな居場所を確立した。「前半戦はピッチャーにすごく助けてもらっていたので、これからは野手が1試合でも多く助けられたら」と意気込む背番号8が、巨人を高みへと押し上げる。(宮内 孝太)
報知新聞社