中国、政府のコンピューターで外国製チップとサーバー使用制限-報道
(ブルームバーグ): 中国は政府のコンピューターでの米国製マイクロプロセッサーとサーバーの使用を制限する新たな指針を採用した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。
このルールは、米半導体メーカー、インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の製品を徐々に現地の代替品に置き換えていくことを意味する。FTが、中国財政省と工業情報省(MIIT)が昨年12月26日に明らかにしたガイドラインを引用して伝えた。
マイクロソフトなどが提供するソフトウエアも置き換えられる予定だという。ただ、今のところ、政府機関や国有企業が外国製プロセッサーを搭載したコンピューターを購入する余地は残されていると、FTが2人の匿名の調達担当者の話を基に報じた。
マイクロソフトとインテルはFTに対してコメントを控え、AMDはコメント要請に応じなかった。
原題:China Shuns Foreign Chips, Servers From Government PCs: FT(抜粋)
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Kit Rees