【新潟2歳S】北村友「最後までしぶとかった」トータルクラリティが重賞初制覇
8月25日、新潟競馬場で行われたG3・新潟2歳ステークス(芝1600m)は、北村友一騎乗の6番人気、トータルクラリティがデビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。 新潟2歳S、勝利ジョッキーコメント 1着 トータルクラリティ 北村友一騎手 「全て馬に跨がってから考えようと思っていたんですけど、跨がった瞬間に予想していた通りにテンションが高かったので、 どこで落ち着かせられるかなということだけを考えてました。テンションは高かったのですが、スタートがすごく良くて、うまく1番いいポジションで抜けて走れたんじゃないかなと思ってます。元々瞬発力がビュンっていうような、切れるような馬ではないと思っていたので、この馬のしぶとさを生かせればいいなと思って自分から動いていったんですけど、馬もそのアクションに応えてくれて、最後までしぶとかったなと思います。今日の感じからも少しテンションが高いところが気がかりなので、精神的な部分がもう少し大人になってくれれば、元々の持っている背中であったりバランスであったりっていうのはいいものを持ってるので、もっともっと良さが生きてくれると思います」 レース結果、詳細は下記のとおり。 8月25日、新潟競馬場で行われた11R・新潟2歳ステークス(G3・2歳オープン・芝1600m)は、北村友一騎乗の6番人気、トータルクラリティ(牡2・栗東・池添学)が勝利した。1/2馬身差の2着に1番人気のコートアリシアン(牝2・美浦・伊藤大士)、3着に5番人気のプロクレイア(牝2・栗東・小林真也)が入った。勝ちタイムは1:34.2(良)。 2番人気で岩田康誠騎乗、シンフォーエバー(牡2・栗東・森秀行)は9着、3番人気で三浦皇成騎乗、スターウェーブ(牡2・美浦・武井亮)は6着敗退。
1番人気コートアリシアンは2着
北村友一騎乗の6番人気、トータルクラリティがデビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。直線では一旦2着馬に交わされるも、ラスト100mから再び末脚を伸ばし、差し返す素晴らしい勝負根性を発揮してゴール板を駆け抜けた。2着となった1番人気のコートアリシアンはスタートでもやや出負け、向こう正面でもかかり気味の走りで、直線では力のあるところは見せたもののあと一歩及ばなかった。 トータルクラリティ 2戦2勝 (牡2・栗東・池添学) 父:バゴ 母:ビットレート 母父:スペシャルウィーク 馬主:キャロットファーム 生産者:ノーザンファーム 【全着順】 1着 トータルクラリティ 北村友一 2着 コートアリシアン 菅原明良 3着 プロクレイア 津村明秀 4着 マジカルフェアリー 和田竜二 5着 ジョリーレーヌ 石川裕紀人 6着 スターウェーブ 三浦皇成 7着 スリールミニョン 永島まなみ 8着 キタノクニカラ 杉原誠人 9着 シンフォーエバー 岩田康誠 10着 ケイテンアイジン 丸山元気 11着 モジャーリオ 斎藤新
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