「サルが窓ガラスを叩いている」住宅街に“首輪つき”のサルが出没 27日には「噛まれた」と通報も
広島県廿日市市の住宅街で首輪が付いたサルの目撃が相次いでいて、周辺ではけが人などの被害が出ています。市は、このサルを捕獲・保護する方針です。 【画像を見る】住宅街に出没した“首輪つき”のサル 窓ガラスを叩く様子も サルが出没したのは、廿日市市の大野地区です。警察によりますと、29日午前6時半ごろ、「サルが窓ガラスを叩いている」と住民から通報がありました。 この他にも警察や市などに24日以降、毎日サルに関する通報が相次いでいて、消防には27日午後4時ごろ、50代の女性から「サルにかまれた」という119番通報がありました。女性は手と足首をかまれていて、市内の病院に救急車で搬送されたということです。 他にもこのサルに襲われた人がいて、あわせて3人がけがをしているということです。 近くのデイサービス施設の職員 「階段から上がってきて、ベランダに来る。中に人を見たら、もう窓ガラスに向かって襲ってくるみたいな感じです。なので外にいたら、大変だと思います。めっちゃ怖いです」 市によりますと、サルには首輪が付いていて、近く、動物愛護センターが捕獲する方針です。
中国放送