遠山郷の魅力 手遊び歌で 上村保育園・和田保育園が「とおやまの歌」を動画公開【長野県飯田市】
長野県飯田市上村の上村保育園と南信濃の和田保育園は、遠山郷の有名な食べ物を歌詞に盛り込んだ手遊び歌「とおやまの歌」を作成した。上村まちづくり委員会は、子どもたちが元気いっぱいに歌う姿を通して保育園や地域の魅力を伝えようと、ユーチューブで動画を公開している。 2園は昨年度から合同保育を実施しており、両園を週替わりで拠点としている。歌作りは、遠山郷全体をフィールドとして活動する園児たちと2地区の魅力を歌にしようと、保育士が提案。9月ごろから制作を始めた。 手遊び歌「大阪うまいもんのうた」をアレンジして「下栗芋」や「ジンギスカン」など遠山郷ならではの食べ物を歌詞に取り入れた。振り付けも子どもたちが考え、10月末に完成。11月にあった上村地区の文化祭でお披露目した。 動画には同園へ通う園児とショート留学利用者の0~5歳の12人が出演。上村保育園裏山で撮影した。上村まちづくり委員会公式ユーチューブチャンネル「おいでよかみむらへ」で視聴できる。 両園で保育士をする塩澤美香さん(51)は「子どもたちの素直な気持ちが表れた歌で、たくさんの方へ元気を与えたい。遠山郷の魅力的な自然や文化が伝われば」と話していた。